なぜ眠くなるのか? 5つのメカニズム。
店の前を馬っ子がチャグ チャグと通っています。
馬っ子数も70頭
前回は眠りの役割についてお話しました。
特に大切なことは、疲れた脳を休ませる事。
脳の疲労を回復させるには睡眠以外方法はないということです。
今日から2回に分けて人はなぜ眠くなるのか、5つのメカニズムをお話しいたします。
私自身5つのルールを普段も守っていれば快適な眠れ、朝の目覚めも快適です。
しかし、ルールを無視すると自分の眠りに不満が、寝起きも不機嫌で日中の仕事もスムースに行かないのです。
今日は5つルールの中の2つを説明します。
①朝の光を浴びた15時間後から眠くなる。
②日中、活動的に過ごせは眠くなる。
何だ当たり前のじゃないかと思われたと思います。
それには理由があります。
①朝の光を浴びた15時間後から眠くなる。
私達の日常生活は24時間周期で繰り返しています。
私達の体内にも24時間+α周期で刻む体内時計があり、体内時計の周期のリズムにしたがって、生活すれば最適な時間に眠くなります。
朝の光により体内時計が一日の始まりにリセットされます。
又、朝食に含まれるタンパク質と日中活動により睡眠物質(メラトニン)が分泌され、貯まり15時間後に自然に眠くなり、その2時間後に寝ると良い眠りが得られます。
※参考・・睡眠物質を多く含む朝食
●大豆加工品、乳製品、ナッツ類、魚肉、鶏卵
●日本の朝食・・納豆、卵、味噌汁、焼き魚
●洋食・・バン、目玉焼き、グレープジュース
②日中、活動的に過ごせば眠くなる。
日中の活動が多いと何時間でも眠れましたよね。
それだけ脳を酷使していたからです。
仕事、料理、掃除、趣味、読書と脳をフルに動かし、疲れて睡眠物質(アデシノン)が溜まって脳に休息を促し眠くなります。
夜、眠くなるためには日中に疲れを溜めておくことも大切です。
中高年になって不眠が多くなるのは日中の活動不足です。
お友達とのおしゃべりも睡眠にプラスに働きます。
次回は一週間後
③深部体温が下がると眠くなる。
④夜、ゆったりと過ごすと眠くなる。
⑤睡眠環境が良くなると快眠が得られる。
についてお話します。