盛岡市西青山 眠りの専門店 ふとんの菅原

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湿気が高い時期に寝具の湿気をとる重要性!

2022.06.25 寝具の手入れ

ジメジメとした時期に寝具の湿気によるカビ・ダニ対策・寝具の干し方

 

睡眠中、蒸し暑くでも身体を冷やしやすいこの時期に身体を守る寝具や普段つかっている羽毛ふとんを長く気持ちよくご愛用するコツを紹介します。

 

◆ 1《寝具のカビを防ぐためのポイント》

カビの栄養源となる汚れや湿気を取り除く日頃のお手入れが重要です!

①長く快適に寝具をご愛用頂けるようにシーツやカバーは週1回洗濯する

②敷き布団やマットレスも週1回を目安に干す

③部屋の空気を循環させる

④部屋の中の結露部分、ホコリなどをこまめに取り除く

⑤部屋の湿度は60%を超えないように調整する

⑥ベッドは壁から10センチ程度離して配置する

 

◆ 《衛生的に使用するために、干す頻度は?》

①羽毛ふとんは月2~3回、夏30分、冬は 1時間程度 乾燥した日の午前10時から午後2時の間にふとんがわの生地の傷みや汚れを防ぐために、カバーやシーツでおおって干して下さい。

普段は、風通しのよい日陰で両面干し、湿気を飛ばしましょう。

日に干す場合は、極力時間を短くして干してください。

②羊毛は2週間に1回、2時間程度 陰干し

③綿素材の掛けふとんや敷きふとんは週に1~2回、2時間程度 放湿性に乏しいため、天日干しが必要です。

④真綿のふとんは直射日光に弱いので陰干し

⑤カバー類は最低週に1回!

⑥なかでも枕カバーは肌に近く、皮脂やフケなどが溜まりやすくなるため、2~3日に1回の洗濯が目安です。

⑦やってはいけないこと パンパンと布団を強くたたいてはいけません。

ダウンや側生地を傷めることになります。

ホコリやダニが気になる場合は、取り込んだ後でやさしく掃除機で取り除きます。

カバーをかけて干したとしてもあまりにも高温になる真夏の直射日光が当たる場所で長時間干すのはやめましょう。

ダウンボールは高温で割れやすくなる(枝羽になってしまいます)ため、保温力が低下し、せっかくの品質が落ちてしまいます。

 

◆  3 《ダニを死滅させる温度とは?》

50度以上で20分~30分、60度以上なら一瞬

布団をたたくのは(NG)、汚れが浮き出てきます

布団の表面を叩くとダニやフン、チリがとれるイメージがありますが、実はかえって逆効果です。表面をバンバン叩くとダニのフンや死がいが細かくなって出てきてしまい、叩く前より2~3割増えてしまうと

言われています。叩くことで表面に出てくるのです。叩いても、分厚い布団の中の汚れまではとれません。

中綿に蓄積された水溶性のダニや汚れをしっかり落とすには、中わたまでしっかり水に浸けて汚れを落とす事が大切なのです。 羽毛ふとんなら水洗いが効果的です。

 

◆ 4 《身体が湿気で冷えやすい季節だからこそご愛用いただきたい身体を守る寝具》

湿気を干してとることをお話してきましたが、 そもそも高温多湿の日本でこの時期に一番適しているおふとんがあります。

真綿(まわた)ふとんです。 最も湿度を放湿する寝具です。

身体を冷やしやすい季節だから温めて守る必要があります。

その冷えから身体を守ってくれるのが「温熱・電位の温泉ふとん」です。

 

◆  《羽毛ふとんを長く気持ちよくご愛用するコツ》

普段のお手入れは、湿気ったままにしないこと(上記のように干す)です。

もう一つのお手入れが、3~5年に一度は羽毛の水洗いクリーニングです。

ただし、羽毛を専門に取り扱うお店で水洗いしましょう。

なぜなら、羽毛の水洗いは洗い方で、長く快適にそして羽毛を傷めないなど洗い方が重要だからです。

 

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