寝ると腰が痛い人! 原因と対策
◆起きると腰が痛い、その3つの原因と対処法と寝具の選び方
⑴寝姿勢に問題がある
仰向け寝、横向きといった寝姿勢毎に体の動きが制限され、特に体の中心の腰に圧力がかかり腰痛の原因となります。
⑵寝具があなたの体型にあっていない
敷寝具が硬めがお好みでも、あなたの体型に合っていない場合腰痛の原因となります。
柔らかい場合、体全体が沈み込み寝返りが打ちづらくなります。
毎日20~30回寝返りし体にかかる圧力を分散させ睡眠中の血流を促す生理現象です。
寝返りが少なく血流が悪化すると疲労物質が排出されづらくなり腰痛を感じるようになります。
一方、硬いマットレスは体が沈まない半面、肩甲骨やお尻に負担がかかり、腰痛の原因となります。
⑶睡眠時間が長すぎでも
理想の睡眠時間は6時間~8時間。
もっと寝なければと必要時間以上の睡眠は腰や首に緊張や負担がかかり、痛みの原因ともなります。
◆腰への負担を軽減させる寝方
⑴「睡眠中の自然な寝姿勢」を保つ
自然な寝姿勢とは「立った姿勢を睡眠中も保たれている状態」。柔らかすぎるマットレスは体が沈み込み、体の中で最も重い腰の部分が沈み込んでしまいます。
硬すぎるマットレスは例えば畳で横になった時、硬くて腰や肩に体圧が集中する為、しびれや腰や背中への痛みを感じますよね。
自然な寝姿勢を保つ為には《体圧分散・寝姿勢保持》が大切です。
⑵ ストレスの発散と適度な運動
心のストレスも体の動きが減って、腰痛の原因ともなります。
ストレスを溜めない、腰痛を引き起こさないためにも適度な運動、ウオーキング、ジョギングといった有酸素運動が有効と言われていますよね。
快眠の為にも腰痛防止のためにも運動を心がけてください
◆寝ると腰が痛い方の寝具の選び方]
寝ている時や起きた時の腰痛の原因として「寝具が合っていない」時もあると考えられたと、自分に合った寝具を見直すことも必要だと考え、低反発マットレスは体が沈み込むような寝心地と安心感がありますが、寝返りが打ちづらく、腰痛の原因となります。
◆腰が痛い時の寝具の選び方について
ふとんの菅原が推奨する
3つのポイントを紹介します。
⑴高反発もしくは複数構造のマットレスを選ぶ
低反発マットレスは体が沈み込むような寝心地と安心感がありますが、寝返りが打ちづらく、腰痛の原因となります。
ふとんの菅原では低反発のマットレスを15年間一台も販売いたしておりません。
その理由は低反発より寝返りが打ちやすく、当店の高反発マットレスは表面が凹凸構造で体にかかる圧力が分散されやすいからです。
先に述べた睡眠中の《自然な寝姿勢を保ち》《体にかかる圧力の分散》がともに大切だからです。
⑵耐久性の高いマットレスを選ぶ
せっかく吟味した寝具も、耐用年数があります。耐用年数を超えた寝具はヘタリ、腰への負担につながります。
ウレタン素材の場合4~8年が一般的です。
寝具の持つ寝心地、機能性を長く実感するには《自然な寝姿勢》《体圧分散》《寝返り》といった特色に、耐久性の高い寝具を選ぶことが大切です。
⑶一緒にお休みになる人数に合ったサイズのマットレスを選ぶ
こんなお客さ様もいらっしゃいました。今までシングルサイスの敷ふとんに母親と3歳のお子さんと寝ていが、赤ちゃんが生まれ、今までの敷ふとんに3人で寝ている。もちろんお母様は二人の間に挟まって、いつも横寝、肩・腰が痛くて寝むれない。
寝具選びの段階から広々とゆったり眠れる寝具を意識するとこも重要です。
腰痛が気になる方へお薦めのマットレスをセレクトしました。
是非、お店でプロに相談しながら、納得いくまで体験してみてください。
※参考文献:西川のホームぺージ「眠りのコラム」より